鹿児島ユナイテッドFCは、3月26日に行われたルヴァンカップ1回戦でJ2モンテディオ山形と対戦。平日開催ということもありキックオフ時間は午後7時。今季初のナイトゲームでした。
日中は最高気温が26℃まで上昇し、汗ばむほどの暑さの中での試合は、健闘空しく0-2で敗戦。悔しい結果となりましたが、ルヴァンカップのもうひとつの楽しみ方と言えば……そう、今試合限定のスタジアムグルメです。
クラブから出されていた事前の案内を見た時点で「これは絶対に美味しい!」と確信。ヤマザキビスケットの製品をふんだんに使用するというコラボメニューの特別感にも惹かれ、今回は「ぶえんもゆかり」の「ルヴァンを纏った鰹勝つ」と、「hitasura kitchen」の「黒糖わらび餅ドリンク クッキー&チョコレート」を購入しました。
クラッシュしたノアールをトッピング「黒糖わらび餅ドリンク クッキー&チョコレート」
まずは「hitasura kitchen」の「黒糖わらび餅ドリンク クッキー&チョコレート」(税込650円)から。
hitasura kitchenと言えば、奄美の鶏飯でお馴染みですが、わらび餅ドリンクシリーズも看板メニューのひとつ。今回はこれにルヴァンカップコラボとして、砕いたノアール(お菓子)がトッピングされているそうです。
この日スタジアムに着いたのは午後3時すぎ。少し日は傾いていましたが、まだまだ暑さを感じる時間帯だったので、冷たいドリンクは非常にありがたい存在でした。
見た目からすでに美味しそうで、期待感MAX。お店の方に言われた通り、しっかり混ぜて飲んでみると、チョコレートドリンクの濃厚な甘さに、ザクザクとしたノアールの食感がプラスされ、なんとも贅沢な味わい……。
さらにわらび餅のとろけるような食感も絶妙にマッチしていて、もはやドリンクと言うよりはスイーツ。後から飲めばよかった……と途中で後悔しましたが、一度飲んだらもう止められません。だっておいしすぎるんだもの。
量はそれなりにあったはずなのですが、気が付くとカップは空に。最後のひと吸いまで絶品の一杯でした。
ルヴァン粉を衣に使用「ルヴァンを纏った鰹勝つ」
続いては「ぶえんもゆかり」の「ルヴァンを纏った鰹勝つ」(税込700円)。何を隠そう、めちゃくちゃ楽しみにしていました。
ルヴァンカップにちなみ、ルヴァンと生パン粉をブレンドした特製の「ルヴァン粉」で揚げた鰹の串カツだそうです。鰹(勝つ男)というネーミングもいいですね。
「ぶえんもゆかり」の限定メニューは、あまりの人気ぶりから売り切れになってしまうこともしばしば。今回のメニューはどうしても食べたかったので、スタグルのオープン時間とほぼ同時に開店アタック!無事にゲットすることが出来ました。
通常串カツと言えば、豚肉が一般的ですが、さて、鰹の串カツとはいったいどのような味がするのでしょう。使用している鰹はお刺身でも出せる新鮮さがポイントとのこと。
実際に食べてみると、鰹の身がまるでお肉のようにしっかりとした歯ごたえ! しかしながら、食べ進めると鰹の優しい風味がじんわり広がり、間に挟まれた甘い玉ねぎとの相性も抜群でした。鰹の串カツは初めてでしたが、これはびっくり。
外はサクサクの衣、そこにかかる特製のタルタルソースがシャキシャキとした食感をプラスしてくれて、食べ応えもバッチリ。揚げ物なのに重たくなく、でもボリュームはたっぷりで、2本でお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした!
ルヴァンカップ限定なのがもったいない!来年も必ずや
今回のルヴァンカップ限定スタグルは、どちらも期待を裏切らないクオリティ。
「黒糖わらび餅ドリンク」は濃厚なチョコレートにわらび餅の食感が加わった贅沢な一杯で、「ルヴァンを纏った鰹勝つ」は、しっかりとした歯ごたえの鰹とタルタルの相性が抜群でした。特に、暑い日のリフレッシュにも最適な冷たいドリンクは、この日のスタジアムにぴったりでしたね。
その他にも4種類のルヴァンカップ限定メニューがラインナップされていましたが、さすがにすべてを食べきることは叶わず。「胃袋が4つくらいほしい……」と、人体の構造を恨みました。
試合の結果は悔しいものでしたが、こうした限定グルメを楽しめるのもカップ戦の醍醐味。ルヴァンカップはまた来年もやってきます。次回もぜひ「ここでしか食べられない特別なスタグル」を楽しみたいと思います。