2023年9月23日はアウェイにて、首位愛媛FCと対戦。
この日はセンテラス天文館にて開催された、パブリックビューイングにて観戦しました。
試合前にはウォーキングイベントが開催 ホーム戦のようなスタメン動画も
試合前には天文館に散りばめられた選手パネルを探すウォーキングイベントも開催されるなど、街ぐるみの施策も行われていました。こういう雰囲気づくりは……イイネ。SNSにはユナサポさんが楽しく参加している様子が次々投稿されていました。
私はというと私用(KTSの日)があり、ウォーキングイベントには参加出来ず。PV会場に着いたのが17時過ぎ(試合開始は18時)でしたが、その時点ですでにセンテラス1階メイン入り口は人の山!知り合いのユナサポさんと合流し、出来るだけ前の方に行って観戦場所を確保できました。
試合開始前には応援リーダーのタノさん(田上裕さん)が登場し、会場を盛り上げます。なんとこのパブリックビューイングのために、ホーム戦で流す「スターティングラインナップ」動画を制作し、流してくれるのだとか!しかもスタジアムDJの尾堂さんのコール付き!これはテンション上がる……!
しかもこの日のスタメンはすでに発表されており、なんとGKの泉森涼太選手がこの大一番で初先発を飾ることが知らされていた為、テンションは否が応にも上がります。動画で泉森選手が紹介されると、大きな拍手が湧き起っていました。スタメン紹介が終わると、さあいよいよ試合開始!
米澤選手が2ゴール!泉森選手がクリーンシートを達成!
試合開始直後の6分、いきなり試合が動きました。左サイドハーフで出場した米澤選手が、中盤で藤本選手からパスを受けるとそのままドリブルで一気に前線へ。
ペナルティエリアに差し掛かったところで、勢いよくシュートを放つと、これが見事ゴール!斜め45度の「米澤ゾーン」から、鮮やかに先制点を奪いました。
その後は一進一退の攻防が続くも、後半13分にまたも米澤選手がゴール!セットプレーでゴール前にこぼれたボールを右足で押し込み、スコアは2-0に。これで勝負ありとなりました。
2得点を記録した米澤選手もすごいのですが、この日のヒーローは幾度となくピンチを救った泉森選手。
試合開始直後からビッグセーブを連発し、Jリーグ初出場ながら首位愛媛FCの猛攻を全てシャットアウト。クリーンシートを達成するという、とんでもない大仕事をやってのけました。
泉森選手にとって、今後のキャリアを左右する試合になった、といっても過言ではないかもしれません。ひとまずシーズン終盤に向け、クラブにとって好材料がひとつ増えたことは確実でしょう。
会場は大盛り上がり!我が街にJリーグがあることの効果
試合終了のホイッスルが吹かれたその瞬間、会場は割れんばかりの歓声に包まれました。初めて顔を合わせる者同士でも、肩を組んだり、ハイタッチをして勝利の喜びを分かち合うことが出来る。これはプロスポーツが街にあるからこそ、見られる光景ではないでしょうか。
試合後はタノさんや徳重代表が挨拶をした後、なんと下鶴鹿児島市長も登場。クラブの勝利を称えると共に、新スタジアム建設に向けての意気込みを語りました。市政とクラブ運営が街の発展のために手を取り合う、これもプロスポーツがもたらす効果です。
また、徳重代表がサポーターたちに呼びかけていたのは、賑わいの創出。そう、この盛り上がりを内輪だけでなく、しっかり街に落としていくことです。
その声にこたえるように、会場を訪れたサポーターたちは次々と飲食店へ足を運んでいく光景が見られました。ウォーキングイベントで設置されていた看板が目印になっていたのも良かったですね。
もちろん私も、サポーター仲間と共に、千布選手の看板が設置されていた「居酒屋 017 よか晩」さんへ。千布選手……パネルになってもさすがよかにせです。
次々店を訪れるサポーターたちと意気投合しながら盛り上がっていたところ、突然タノさんとゆないくーおねえさんが来店!まさかのサプライズにその場にいた全員がびっくり!
さらには徳重代表と下鶴市長も来店する等、予想していなかったことが次々と……!いや、本当に驚きました。(笑)
もしも、もしも北ふ頭に新スタジアムが出来たら、こんな光景がホームゲームの度に繰り広げられるのでしょう。街全体を巻き込んだホームタウン活動に期待するとともに、我々サポーターもこれに応えていかんならなぁ。