志布志の「あらびき茶」が英国の品評会で金賞を受賞　鹿児島の茶葉が世界一に輝く快挙

2025年12月22日

お茶の生産量全国第2位を誇る「お茶どころ」鹿児島から、世界を揺るがすビッグニュース。

志布志市にある「鹿児島堀口製茶」のお茶が、紅茶の本場イギリスで開催された国際的な品評会で、最高賞である「金賞」を受賞しました。

受賞したのは、粉末緑茶の「あらびき茶」。世界中の専門家が審査する厳格なコンテストでの快挙です。

英国の品評会「The Leafies 2025」とは？

今回受賞した「The Leafies（ザ・リーフィーズ）」は、UK Tea Academyが主催する国際的なリーフティーの品評会。パートナーを務めるのは、英国王室御用達としても知られる老舗百貨店「フォートナム・アンド・メイソン」です。

そんな権威ある大会で、鹿児島堀口製茶からは出品した5品すべてが受賞。うち2品が金賞という素晴らしい結果を残しました。

受賞リスト

【金賞】粉末茶部門：あらびき茶

【金賞】ブレンド茶部門：へつか緑茶

【優秀賞】紅茶部門：カクホリ紅茶べにふうき

【優秀賞】粉末茶部門：あらびき玄米茶

【優秀賞】緑茶部門：栄西物語 - 極 -

今回、特に注目したいのが粉末茶部門で金賞に輝いた「あらびき茶」です。

「粉末茶って、回転寿司にあるようなお茶？」と思った方、ちょっと待ってください！この「あらびき茶」は、ただの粉末茶ではありません。

ここがすごい！あらびき茶

1.一番茶のみを使用：旨味成分たっぷりの上質な一番茶（ゆたかみどり・さえみどり）を贅沢に使用。

2.栄養をまるごと摂取：茶葉をそのまま粉末にしているため、カテキンやビタミン、食物繊維などを余すことなく摂れます。

3.水にもサッと溶ける：独自の技術で、ダマにならず水やお湯にすぐに馴染みます。

煎茶の「日常使い」と、抹茶のような「栄養・濃厚さ」のいいとこ取りをした、まさに「新しい日本茶の楽しみ方」なんです。

色もこんなに鮮やかなグリーン！飲むだけでなく、お菓子作りや料理のアレンジにも使える万能選手です。

今、世界的な「抹茶ブーム」が起きていますが、抹茶は生産に手間がかかり、供給が追いつかない側面もあるそうです。そんな中、抹茶と同じ粉末タイプで、手軽に美味しく飲める「あらびき茶」が世界一と認められたことは、とても大きな意味があります。

代表の堀口大輔さんも「手軽で健康的、豊かな味わいの『あらびき茶』が、世界のお茶の新たなニーズに応えるものと確信しています」とコメント。

鹿児島の「あらびき茶」が、「Matcha」のように世界の共通言語になる日も近いかもしれません。

今回受賞した「あらびき茶」をはじめとする商品は、鹿児島堀口製茶（和香園）の公式オンラインショップや店舗で購入可能です。

世界が認めた味を、ぜひご自宅で味わってみてください。年末年始の贈り物や、帰省の手土産にしてもきっと喜ばれることでしょう。

■ 商品購入・お問い合わせ

和香園オンラインショップ： https://shorturl.at/ZcCG4

リンク