こんにちは。第7回目の更新です。
以前ご紹介した、妻のパニック障害克服のサポートとして実行している5つの事項をひとつづつ説明していきます。
今日は⑤サポートする私自身もパニック障害に対する本を読んで理解を深めたこと。について、私が読んで大変参考になった書籍を紹介します。
パニック障害の症状について、著者のべヴ・エイズベット氏が自身の体験をもとに、わかりやすい言葉で具体的に書かれており、実際にかかったことがない私でも、よく理解が出来ましたし、同時に、妻はこんなにも恐ろしい体験をしているのだと、認識することができました。
自分の内面にいる恐怖心からなるパニック障害をまるで『モンスター』のように扱い、はじめは怖い存在だけど、『しつける』『飼いならす』といったように自分の一部としてうまく付き合うためのメンタルコントロールの方法がわかりやすく記されています。
また、著者のべヴ・エイズベット氏は元々はマンガ家であり、挿絵も多く、感覚的にサッと読むことができました。
そして、一番参考になったのは、『家族、友達にできること』として、周囲の人間の接し方が書かれていることです。
以前にも記載した『成功体験の積み重ね』はほとんどがこの項目に書かれていることを実践した内容です。
現在、社会はコロナウイルス関連のニュースで埋め尽くされ、自信の置かれた現在の状況や、先行きの見えない不安から、パニック発作のような症状を引き起こす方が増えるのではないかと心配しています。
このブログを読んでいるあなたの身近な人に、パニック発作の症状が出たら、出来るだけ早い段階で理解を深め、対処してあげることが重要です。
そんな時に、今回紹介した本や、このブログがお役に立てれば幸いです。ぜひご参考ください。
お読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。