パニック障害

【成功編】④運動がもたらすもの

こんにちは。第8回目の更新です。

以前ご紹介した妻のパニック障害克服のサポートとして実行している5つの事項をひとつずつ説明していきます。

順番が前後してしまいましたが、今日は④適度な運動、筋トレ体力作りです。

妻はパニック発作が出てから約3年の間、外出に対する恐怖心から、ほとんど外出をする事が出来ませんでした。

当然ながら、日を追うごとに体力、筋力がおち、外出がさらに億劫に感じるという悪循環に陥ってしまいます。

発作が出ることだけでも怖いのに、長時間外出しようとしてもその体力がない・・・と、さらに自分に自信がなくなり、気持ちそのものが前を向かなくなっていました。

1年ほど前に、少しでも外出に前向きになれるように、とアディダスのスタンスミスをプレゼントしたことがありますが、その靴すら『重くて長時間は履けない』と言われたときは多少なりともショックでした。(まあプレゼント選びにも問題はありましたが笑)

パニック発作の改善には自己肯定感が重要です。他人に認められることももちろん重要ですが、私は出来る!私はすごい!と自分自身を認めることで自信がつき、症状の改善に繋がるケースも多くみられます。

この自己肯定感や自尊心を高めるために、運動不足の改善を兼ねて、室内で出来る体力作り、筋トレを提案し、一緒に実行しました。

はじめのうちは本当に短時間、少しづつから始めました。運動を長続きさせるコツは、無理をしないことが一番です。しんどさが楽しさを超えないくらいのところでストップする。もう少しやりたいな、と思うところで止めて、気持ちを切らさないようにすることを心掛けて、とにかく継続することを最優先しました。

運動を始めてから1か月ほどで効果が表れ始めました。外出時に靴箱で眠っていたスタンスミスを履くようになったのです。

筋力がつくことで今まで出来なかったことが出来るようになった自分に自信がつき、肉体的にも精神的にも前向きになっていきました。

体重もみるみる落ちていきました。継続してきた努力が目に見える結果として出ることが、運動の良いところですよね。

以前読んだ本に、『筋トレでこの世の99%の問題は解決する』と書いてありましたが、まさにその通りだなと実感しました。笑

外出自粛やリモートワークが推奨される中、長期間、室内にこもりきりになると、それだけでも大きなストレスになり、体力は当然衰えますが、メンタル、精神的にも負担が大きく、落ち込みがちになります。

運動、筋トレは単なる体力作りに留まらず、メンタルヘルスにも非常に有効ですので、こんな時期だからこそ心の健康を保つためにもぜひ実践していただければ、と思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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ヤマグチヒロタカ/山口弘剛

フリーランスのライター、イラストレーター、ブロガー|2021年4月会社退職|元大手アパレル店長|娘二児のパパ|ライティングやイラストの仕事依頼はお問合せフォームより。

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