J3に降格して迎えた、鹿児島ユナイテッドFCの2025シーズン。それでも、サポーターの熱は変わりません。
そして、スタジアムグルメ(スタグル)の質と美味さも、2024年に負けず劣らずのラインアップに。今年もおいしそうなメニューが揃っているので、さっそく食べてみました。
鹿児島ユナイテッドFC、2025シーズンのスタグルは全23店舗が参加
2025年、鹿児島ユナイテッドFCのスタグルは、「伊太利亜」「Blue&Cafe FOOD Car」「YOROCHE」の3店舗が新規参入し全23店舗に。
「鹿児島のメシは美味い。だから当然、スタグルも美味い。」をキャッチコピーに、Jリーグ全体で見てもトップクラスを争うであろう豪華スターティングメンバーが揃いました。
今回は、第1節カマタマーレ讃岐戦、第2節ツエーゲン金沢戦、第4節ザスパ群馬戦のホーム開催試合で、筆者が食べたスタジアムグルメをご紹介します。
1. 梶屋牛ステーキ(第1節 vs. カマタマーレ讃岐)
開幕戦の一発目に選んだのは今年から新加入となったYOROCHEの「梶屋牛ステーキ」(900円)。
本当は丼が食べたかったのですが、その盛況ぶりからか、筆者が訪れた際は白ご飯を炊いている途中だったため、ご飯抜きのステーキのみをいただくことにしました。
紙のカップで手渡された段階で、早くもステーキソースの良い香りが胃袋を刺激します。座席につき、早速食べてみると……。
うまいっ!種子島産の梶屋牛を使ったステーキで、食べ応えは十分です。
何より驚いたのは“冷めても柔らかい”こと!
試合前に買っておいて、少し時間が経ってから食べても、お肉の柔らかさは健在。噛むとジュワッと肉の旨みが広がり、ほどよい脂の甘みが後を引きます。なんとも贅沢な気分になれる一品です。
そして次の機会こそは、絶対にステーキ丼で食べよう……と、心に誓ったのでありました。
2. 鹿児島県産牛スジ煮込み丼(第2節 vs. ツエーゲン金沢)
続く第2節ツエーゲン金沢戦では、炭火焼酒場よかろうもんの「牛スジ煮込み丼」(900円)を注文。
この数日前、たまたまInstagramで知り合った方が、お店を手伝っているとのことでしたので、ご挨拶のついでに食べてみることにしました。
ゴロッとした牛スジがたっぷり乗っていて、食べ応えは抜群!なおかつ、牛スジはしっかり煮込まれていてホロホロ食感。味が染み込んでいて、甘辛いタレがご飯によく合います。
さらに、これまたゴロッと入った人参や大根が、味のアクセントになっているのもポイント。
900円とは思えない圧倒的ボリュームを誇るので、ガッツリ食べてパワーを付けたい人におすすめです。
3. 鶏とオニオンの薬膳スープカリー(第4節 vs. ザスパ群馬)
第4節ザスパ群馬戦で選んだのは、新加入の伊太利亜「鶏とオニオンの薬膳スープカリー」(750円)。こちらはテントではなく、キッチンカーで出店されています。
カレーを販売している店舗としてはキッチンおひとつやもありますが、本格スープカレーがスタグルで食べられるのは嬉しいポイント。透明のプラカップで手渡され、持ち歩きやすい点も◎です。
スプーンで一口食べてみると、「しっかりお店のカレーの味!」と驚き。鶏の旨みがしっかり出たスープに、じっくり炒めたオニオンの甘みが加わり、スパイスの効いた深い味わいです。
そして、カレーの上に乗ったサラダとよく合うこと!程よいボリュームながら、ヘルシーで食べやすく、試合前の腹ごしらえにもピッタリでした。
ちなみに、ハーフタイム中はお試し価格での販売も行っているそうですよ。
結論、2025シーズンのスタグルもやっぱり美味い
最後にまとめると、2025シーズンのスタグルもやっぱり美味い!
どれも地産地消の食材を使い、鹿児島を存分に味わえるだけでなく、各店舗に個性があって、飽きの来ないラインナップが揃えられています。
試合前や試合中に食べるスタジアムグルメは、応援のエネルギー補給にもなるし、何よりスタジアムに来る楽しみのひとつ。
次のホーム戦ではどんなメニューを食べようか……早くも試合と同じくらい、ワクワクしている筆者なのでした。