こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。第64回目の更新です。
本日は読書記録として、私の『心の上司』炎の講演家、鴨頭嘉人さんの『究極の読書法』を紹介します。
皆様は本を読んでいますか?インターネットの出現により、あらゆる情報が素早く手に入り、一目でわかる現代において、書籍に触れる機会は減り、書籍の出版部数も縮小傾向にあります。
しかしながら、あらゆる識者は『読書』を推奨しており、成功するために必要不可欠な手段として挙げています。なぜでしょうか。
この本を読むことによって、
・本を読む必要性
・購入するべき本
・読書法とその効果
を学ぶことが出来ます。
現代においてこそ、本を読むべき理由がわかります。そしてきっと、今まで以上に本が読みたくなることでしょう。
『究極の読書法』から学んだこと①本を読む必要性
先に述べましたが、インターネットにはあらゆる情報があふれており、情報の取捨選択が必ず必要になります。同じ内容の報道でも、発信元によって全く違う内容になってしまうのがインターネットで情報収集する危険性を象徴しています。
ですので、インターネットを介して情報を収集する場合は、何が嘘で、何が真実なのか、を見極める必要があります。
しかし、自分自身にその力が備わっていないと、真贋の判断がつかず、結果として誤った情報を取り入れてしまう、そういった事態に繋がってしまいます。
一方、書籍には信頼性の高い情報が記載されている場合が大多数です。それは、書籍にはインターネットの情報と異なり、評判が悪ければ赤字になる、削除が出来ないため内容の盗用や誤りは大問題に発展しかねない、などさまざまなことを気にしながら精査して出版する必要があるからです。
信頼性の高い情報を取り入れ、判断材料をそろえながら、正しい判断軸で物事を捉えるようになることこそが、読書の有益性です。
そうした判断軸が身につき、何が正しいか、何が誤っているかを判断できるようになると、インターネットの情報は途端に宝の山になります。
これがまさに、読書の必要性と言えるでしょう。
『究極の読書法』から学んだこと②購入するべき本
本を読む目的は「自分の中に判断軸を作るため」という事は前述の通りですが、では、どんな本を読めばいいのか、という問題に差し当たると思います。
もちろん興味の深い分野の本をひたすら読んでいくのも良いのですが、本書では敢えて、『自分が常に追求しているコア分野』以外に『新しく取り入れたい分野』『全く知らない分野』の本を積め!と書かれています。
常に追求しているコア分野
私であれば、まずは『常に追求しているコア分野』として管理職の会社員でありますので、経営、組織論、リーダーシップの本をたくさん読みました。これは普通ですね。本を選ぶポイントは気になるタイトル、おもしろそうと思ったタイトルであれば直感で選んで問題ありません。
新しく取り入れたい分野
次に『新しく取り入れたい分野』として、私は資産運用や投資、いわゆるお金の勉強の本を手にするようになりました。本を選ぶポイントは、人気のある本、ベストセラーとされる本から読むのが良いでしょう。
流行の本は世の中の『標準』そのものです。ベストセラーの本を読むことは世の中の流れを把握することに繋がります。『なぜこの本が売れたのだろう』『世の中のニーズは何だろう』という疑問を持ちながら読むと、ビジネスアンテナを鍛えることも出来ます。
全く知らない分野
最後は『全く知らない分野』の本を読むことです。言い換えるなら『全く興味のない分野』の本という事ですね。
どうして?と思われる方も多いかもしれませんが、全く別の分野の本を読むと、常に追求しているコア分野、との化学反応が起きることがあります。
例えば心理学の本を読むことで、本業である管理職の仕事での対人関係に単なるコミュニケーションスキル以外の視点を取り入れることが出来たり、話題の小説を読むことで、社内向けの文書やメール作成に役立つ、文章を読ませるテクニックを学んだりすることが出来ます。
興味のない分野だからと言ってただ読み流すのではなく、『ここから私に必要な情報を抜き取るんだ!』という視点で読むと、意外にも専門分野に対する所見が深まるのです。
『究極の読書法』から学んだこと③読書法とその効果
そして本書では、上記の3分野の本を各10冊、合計30冊を積め!と書かれています。
さすがに多すぎるのでは・・・と思う方も多いと思いますが、本書では速読法が紹介されています。
たくさんある『速読法』
いくつかの方法が記載されていますが、私もなるほど、と納得し、実践しているのは『目的を決めて本を読む』という事です。
本を読みながら、『ここは大事だ!』と思うところにマーカーを引きながら読んでいくことです。
本全体を通して、作者が本当に伝えたいこと、いわゆる『コアメッセージ』と呼ばれる部分は全体の4~11%と言われており、その中からさらに『自分にとって大事だ!』と感じる部分は本のごく一部だと思います。
皆様にも人生を変えた一冊があると思いますが、思い返してみると、人生を変えたのは本全体ではなく、ごく一部分であったり、一行のフレーズではないでしょうか。
その一行を探し出すことこそが、読書の本質なのです。極端な話をすると、その部分以外は読まなくても良いとすら言えるでしょう。
その一行を探し出すためのポイントだったり、マーカーを引きながら読む方法であったり、鴨頭さんが提唱する速読のトレーニング法など、30冊積んで読むための手段が惜しみなく記載されています。
中には本の保管方法として大事な部分を切り取る、『ナポレオン方式の保管法』というのもありましたが、私はまだその大事な部分を一回読むだけで探し出す自信がありませんし、本を読むたびに違う発見がある、という読書ビギナーなのでまだ実践できておりません(笑)
読書によって得られる効果
ここまでで紹介した読書法により、物事の真贋を見極める力だけでなく、
- 行動力がつく、集中力が上がる、記憶力が上がる
- イメージ力が上がる、直観力が上がる
- 並行処理が楽になる、作業効率が上がる
- 発想が豊かになる、視野が広くなる
- 自分自身を知ることが出来る
- コミュニケーション能力が上がる、伝達力がアップする、発信力が増大する
- 受け入れる器が大きくなる、影響力が広がっていく
- 引き寄せが当たり前に起きるようになる
など、ビジネスパーソンにとって必要不可欠な能力を身に付けることが出来ます。
以前の記事、『ビジネスマンに読書はなぜ必要か?』でも読書によって得られる効果を書きましたのでこちらも合わせてご覧ください。
事実、日本人の平均読書量と照らし合わせ、月に5冊読めばトップ5%に入ります。ビジネスにおいて非常に優位性が高くなることは言うまでもありませんね。
成功を収めたいなら読書は必須
ビジネスで成功したい、人生を変えたいと思っている方は、今すぐ読書を始めましょう。
人生を変える読書に必要なことはすべて本書に詰まってるといっても過言ではありません。鴨頭さんの経験をもとに、間違いなく1,200円以上の価値のある、たくさんの有益情報が詰まった絶対におすすめの一冊です。
読書をするための読書。まずはここから始めましょう。ぜひ手に取ってみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。