自己啓発

【書評】反応しない練習~すべての悩みは、反応から生まれる~【感想】

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。第60回目の更新です。

今回は読書記録として、

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていく ブッダの超合理的な「考え方」』草薙龍瞬(くさなぎりゅうしゅん)著

をご紹介します。

Twitterでこの本を紹介しているツイートを見かけ、非常に興味深い内容だったので即購入して読んでみました。

作者の草薙龍瞬さんは仏教の僧侶です。どの宗派にも属さない独立出家僧として、仕事や人間関係、人生観などに対して、実用的な仏教の本質を伝える活動をしています。

この「反応しない練習」では、日常生活での悩みを解決するための手段として、ブッタの考え方を紹介しています。

現代の人々が直面している悩みは、ブッタが活躍した古代インドの時代でも同じような悩みがあるとしています。

その古代インド時代の原始仏典を紐解きながら、実は超クール」なブッタの「超合理的で、超シンプル」の教えを解説しています。

解説の方法についても、宗教的な内容とは異なる実用的で合理的な考え方が、どの様に日常生活で活かすかを分かりやすく具体的な現代の悩みを取り上げながら解説しているので、とても参考になると思います。

無駄な反応をしないことが悩みの解消になる

◎ブッダは実は、「超クール」――
“独立派"出家僧が教えるあなたの悩みを解決する「原始仏教」入門!

誰かの言葉にすぐ反応。SNS、ツイッター、ネット記事に常に反応……毎日、ムダな「反応」をしていませんか?
すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっています。それを理解することが、悩みを解決する第一歩です。
その事実と、具体的な方法論を教えてくれるのは、2500年前の悟った人、ブッダ(原始仏教)。本書では、原始仏典を紐解きながら、現代人の人生に活かせる合理的な考え方を紹介します。何歳からでも始められる――「感情を、上げもせず、下げもしない」ブッダの方法。

この「反応しない練習」では、私たちの日常的な悩みは「ムダな反応をしない」ことで解決できるとしています。

ムダな反応の例として、動揺する、落ち込む、腹が立つ、プレッシャー感じる、緊張する、後悔するなどが挙げられています。

これらの反応が無くなれば、心が軽くなり、幸せが近づくと解説していました。

実際に、これらの反応が無くなると幸せに近づくだろうと思った一方で、これらの感情を無くすことは人間には難しいだろうと思いました。

しかし、この「反応しない練習」で書かれている、ブッタの教えに基づく解決策を実践すれば、ムダな反応が減り、新しい自分になれる様に感じました。

この「反応しない練習」では、ブッタの教えに基づく「ムダな反応をしない」実践方法として2通り示されています。

それは「心の反応を見ること」「合理的に考えること」です。

以下でこれらの実践方法を具体的に紹介します。

心の反応を見ること

まず、ムダな反応をしない解決策としての「心の反応を見ること」について紹介します。

この心の反応を見ることは、つまり、悩みを理解することです。

具体的な方法として、3つ紹介されおり、どれもすぐに実践できそうな内容でした。

「ココロの状態を言葉で確認すること」

「カラダの感覚を意識すること」

「アタマの中を分類すること」

になります。

1つ目の「ココロの状態を言葉で確認すること」は、今感じている気持ちに言葉で名前を付けることで、客観的に感情を理解することができ、ムダな反応が減るということです。

2つ目の「カラダの感覚を意識すること」は、体に意識を集中することです。体に意識を集中することで、ストレスや疲れが溜まった心をリフレッシュする効果があり、心が静まり、落ち着くことができムダな反応が減るとのことです。

3つ目の「アタマの中を分類すること」は、心の状態を「貪欲」「怒り」「妄想」に分類することで、心の状態を観念的に理解でき、ムダな反応が減るとのことでした。

どの方法の解説も具体的な例などが用いられ、すんなりと理解できました。

紹介した3つの方法は、すぐにでも実践できることなので、日常に積極的に取り入れたいと感じました。

合理的に考えること

次に、ムダな反応をしない解決策としての「合理的に考えること」について紹介します。

合理的に考えることについては、この「反応しない練習」で最もページを割いて詳しく解説しており、最も重要なことだと言えるでしょう。

合理的に考えるということは、目的がかなう様に、筋を通して考えることとされています。

ここでの目的とは、「ムダに反応しない」「悩みを増やさない」ということです。

「反応しない練習」では5章にわたってテーマごとに合理的に考えることの大切さを解説しています。

それぞれのテーマは、「ムダな判断をしないこと」、「マイナスの感情にならないこと」、「他人の視線を気にしないこと」、「不要な競争をしないこと」、「自分が納得いく人生を目指すこと」です。

全ての章で書かれている悩みについて、思い当たることがありました。

その様な悩みについて、合理的に考えることで解決することができるという道筋を示してくれていたので、読んでいてとてもスッキリしました。

ムダな反応を減らして、納得のいく人生を

物事に対して自分自身の心の反応を見る。

判断する事、しない事を合理的に考える。

結果、反応するべきこと、しないことを分類して余計な反応を減らす。

そして、自分の納得できることを基準とし、自身の進むべき道を確立する。

これこそが、人生のゴールである、納得の行く生き方に近づく方法なのだと思います。

本書は人間関係の様々な悩みを抱えている人にこそ、ぜひおすすめしたい良書です。

以前の記事、『【読書記録】苦しみの手放し方~仏教から学ぶ苦しまない生き方とは~』も仏教の教えを基に考える、共通した内容も多いのでぜひ合わせてご覧ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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