こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。第32回目の更新です。
パニック障害は100人に1人くらいの割合で起こる病気と言われています。ストレスが発症の一因でありストレスとは切っても切れない環境にある、芸能人もこのパニック障害を患っている方が少なくありません。
本日は過去パニック障害を発症した芸能人を一部ですが、まとめてみました。
パニック障害を発症した芸能人
中川家 中川剛さん
2001年のM-1グランプリ覇者の中川家・中川剛さんも、パニック障害を発症していたと数々のテレビ番組でカミングアウトしています。
発症から克服までの過程は以前テレビでも放映され、パニック障害を発症していた当時は芸能活動を一時休業しなくてはならないほどに苦しまされたそうです。
明石家さんまさんをはじめとする周囲の人々や、弟の礼二さんの支えもあり、パニック障害を克服したとのことです。
KinKi Kids 堂本剛さん
堂本剛さんはジャニーズ事務所に所属し東京へと拠点を変えた15歳のころから、パニック障害の症状がはじまったと語っています。
まだ15歳だったということもあり、ホームシックにかかり、芸能界という未知の世界に対する不安によって発症したとされています。
その後、音楽やコンビである堂本光一さんの存在などに助けられ徐々に克服していったともいわれていますが、たまにその症状を発症し、ほかのストレス性疾患を併発することもあるようです。
プロ野球解説者・タレント 長嶋一茂さん
昭和の名野球選手・長嶋茂雄さんの息子として知られ、自身もプロ野球選手として活躍していた長嶋一茂さん。
発症は30歳のときで練習に向かうときに急に息苦しさを感じ始めたと、著書「乗るのが怖い―私のパニック障害克服法」の中でも語っています。
急に地面が揺れるような感覚と激しい過呼吸に襲われ症状が悪化していった長嶋さん。
パニック障害発症後はユニホームを着ることなく引退し、その後芸能活動を始めストレスが軽減されたことから改善されていったと語っています。
美容家・タレント IKKOさん
30代後半からパニック障害を発症したと語る美容家のIKKOさんも障害を公表している芸能人の一人です。
30代でヘアメイクの個人事務所を立ち上げ、経営者としての責任の重さがパニック障害を発症させたのではないかと考えられています。
IKKOさんの場合は先に頻繁に過呼吸が起きる「過換気症候群」を患い、その後パニック障害を発症したという経歴の持ち主。元々ストレスに弱かったり、繊細であったりする方が特に発症しやすいというのがよくわかります。
ミュージシャン 星野源さん
ミュージシャンや俳優としてマルチに活躍する星野源さんは、少年時代のいじめが原因でパニック障害を発症してしまったといいます。精神安定剤を服用しても症状は治らず、高校生の頃には家から出られなくなり、登校できなくなったそうです。
けれど、そんな高校時代に、クレイジーキャッツの『だまって俺についてこい』という曲の、「そのうちなんとかなるだろう」というフレーズに感銘を受け、心が前向きになれたのだそうです。クレイジーキャッツの曲で彼が救われたように、今度は彼の歌でパニック障害を患っている方が少しでも快復に向かうといいですね。
ミュージシャン Yuiさん
映画「タイヨウのうた」で主演を務めてから一躍大スターになったYUIさん。一時期の世間でのYUIフィーバーはすごかったですよね。
しかし2012年にYuiさんは活動を休止。その後、2014年自身のブログでパニック障害と診断されたと公表し、「焦らずに向き合っていきたい」とコメントしたことも有名ですよね。
でもその後2015年Yuiさんは結婚、そしてなんと双子のお子さんを出産しています。パニック障害を克服し、母となったYUIさんに勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。
パニック障害は特別な病気ではない
今回ご紹介したのはほんの一部の芸能人や有名人の方々です。恐らくは、パニック障害である事、またはあった事を秘密にしている芸能人や有名人も数多くいる事でしょう。
今回伝えたい事は、パニック障害は特別な病気ではないという事です。
誰にでも起こり得る可能性があり、あなただけでなく、沢山の方がパニック障害に頭を悩ませています。芸能人や有名人と言えども特別な存在ではなく、こういった表立った舞台で活躍している方も同じようにパニック障害を疾患しているのです。
そして、「パニック障害を克服して活躍している人がいる」という事を考えてください。芸能人や有名人に限らず、世間一般の多くの方がパニック障害を克服し、乗り越え、今を頑張っています。特に芸能界などは、精神的に辛い状況でもカメラの前で笑顔を振りまくなど大変な仕事だと感じます。
パニック障害は克服して元通りの生活に戻る事は十分可能ですから、決して諦めずに前向きに治療していきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。