読書記録

【書評】チーズはどこへ消えた?~変化を恐れず、勇気を出して行動する~【感想】

チーズはどこへ消えた?~変化を恐れず、勇気を出して行動する~

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。第28回目の更新です。

今回は世界的な名著、チーズはどこへ消えた?から学ぶ、豊かな人生を送るための要点を3つお伝えしたいと思います。本書は読めば10年間役に立つと言われており、サクッと1時間ほどで読めますので、まだ読んだことがない方はぜひこの機会に読んでみることをおすすめします。

『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン 著

会社で新しいことにチャレンジできず、いつも同じ業務を行う社会人の方、今の環境を変えることができず悩んでいる学生の方などには特に読んでほしい一冊です。4人の登場人物の行動や考え方を自分にあてはめながら読むと行動の指針がより明確に見えてくると思います。

チーズはどこへ消えた?のあらすじ

本書では、ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーが迷路の中でチーズを探し求める物語です。チーズとは、私たちが人生で求めるもの、すなわち「仕事」「家族」「財産」「健康」など個々人が考える幸せの象徴です。

迷路とは、チーズ、すなわちその幸せを追い求める場所、すなわち「会社」「地域社会」「家庭」などです。

あまり賢くはないが、行動派の二匹のネズミと、賢いがそれ故の慎重派である二人の小人が迷路の中でチーズを探して暮らしているという物語。ある日、チーズステーションCという場所で見たこともない大量のチーズを見つけます。ネズミは賢い頭を持っていないため、毎朝自宅からチーズまで走ってやってきて、道中にも変化がないか、異常がないか確かめてからチーズにありつきます。

一方で、賢い頭を持っている小人はこれで暮らしは一生安泰と慢心し、チーズの近くに引っ越し、毎日ゆっくり起きてチーズステーションへと向かいます。

しかし、ある日突然、彼らのチーズはどこかへと消えてしまいます。

その時に、ネズミたちは一目散に新しいチーズを求めて探し出しますが、二人の小人はチーズが無くなったショックで立ち尽くすだけ。

しばらくしてから、小人のホーはこのままではダメだと意を決して新しいチーズを探し求めて迷路へと飛び込んでいきますが、ヘムは何もせずに頭を抱え込むだけの毎日。

さて、あなたは大事なもの突然失った時、どう考え行動しますか?

本書から学ぶ3つの要点

「チーズはどこへ消えた?」の要点を3つご紹介します。この要点は本書の中で重要な部分をまとめたものですが、3つ以外にも重要な点はたくさんあるのでご参考までに。

要点➀ 行動を起こせない原因

行動を起こせない原因は居心地の良さによる現状維持志向勝手な妄想から生まれる恐怖心です。これはどういうことなのか解説していきます。

新しいことに対して行動を起こすことは簡単そうに見えて実は難しいのだということがこの本からわかります。チーズがなくなったときスニッフとスカリーはすぐに新しいチーズを探しに行きましたが小人のヘムとホーは探しに行きませんでした。

その原因となっていたのが居心地の良さや新しいことを始めた先の恐怖心です。居心地の良さとは、仲の良いグループと一緒にいる状況のようなものでその反対が新しい環境などです。誰だって新しい環境に慣れるまでには時間がかかるし初めは緊張もします。だからこそ現状維持のままでいたいと思ってしまいます。

また新しいことを始める恐怖心というのは未知であるが故の恐怖に他なりません。どんなことが起きるか分からず何か落とし穴があるのではないか、という不安に襲われます。しかしこの現象は、曲がり角から通り魔が襲ってくるのではないかという幻覚のような恐怖と同じです。

実際道を歩いているときに恐怖に感じることはないのに、状況が違うだけで「良くないことがおこってしまうのではないか」と勝手にマイナスに考えてしまうのです。このことからわかるように行動を起こせない原因は、居心地の良さによる現状維持志向と勝手な妄想から生まれる恐怖心なのです。

要点➁ チャレンジしたからわかることがある

チャレンジしたからわかることとは、今まで悩んでいたことがちっぽけに思えてくるということです。小人のホーは新しいチーズを探しに行こうと決断したとき、先の迷路にはどんな恐怖が待っているのだろうと心配していました。

先のわからないことに不安を抱く人は少なくありません。しかし、いざ迷路を飛び出すと今まで考えていた不安要素を気にすることはなく、チーズ・ステーションCで怯えていた自分を少し笑ってしまうのです。つまり自分が心配していたことは全く起きなかったのです。

これは一歩を踏み出した人しか気づくことができません。この出来事は現実にも置き換えることができ、例えば仕事が辛いA社で働いている人が転職を考えていてB社に転職したらもっときついのではないかと心配するようなものです。B社がA社よりも辛いかどうかはそこで働いた人にしかわからないことです。チャレンジしてみたからこそわかることは、その不安が正しいのかを検証するようなものですね。

要点➂ 自分を変えるためには

自分を変えるためには「変化を楽しむ・自らの愚かさをあざ笑う」ことが大切です。変化を楽しむとは、新しい環境を無理やり楽しもうということではなく、挑戦してうまくいった自分を想像してみようという意味です。そのチャレンジがうまくいった想像が明瞭になればなるほどワクワクしていきます。

自らの愚かさをあざ笑うとは、ホーが起こりもしない恐怖におびえていた自分をばかばかしく感じるのと同様に、自分の臆病な部分を受け入れてあげることです。臆病な部分は誰にでもあるし、悪いことではありません。それを素直に自分が受け入れられれば新しいことを始めるきっかけも逃さずに捕まえられるのだと思います。

今までの自分を変えるためには、そもそもの考え方を変える必要もあります。ホーが気づいた「従来どおりの考え方をしていては新しいチーズはみつからない」ということでもわかるように考え方や捉え方を変えることで新しいチーズが見つけられるのです。

さいごに

人生には様々な変化が訪れ、その時にどう考え行動するかで人生は大きく変わってきます。

その時にこの本を読み返すことで、新しいチーズ探しに踏み切れるかと思います。

行動に移すことの重要性を学べる、大変濃い内容でありながら、たったの1時間ほどで読めてしまう。コスパ最強の一冊です。

何かビジネス書を読んでみたいと思ったら、まずこの本を読むことを強くおすすめします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

Pocket

-読書記録

© 2022 ヒロタカのブログ Powered by AFFINGER5